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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2006年08月28日

穴窯造りと薪窯焼成

北の湘南に帰郷する前に、穴窯で薪焼成した壺を紹介します。
写真1は正面東京都立川市の家根久さんに置いて戴いているお気に入りのものです。
薪の灰が熔けて流れ、ほどよい景色を創っています。



DSC00038_(1).jpg 写真1

焼物を始めるきっかけ

実は私の曽祖父が、江戸で大橋訥庵先生の塾で兵学を学ん時の同門に江戸城を無血開城した勝海舟がおり、後にこの勝海舟から、茶碗の焼物を頂いたということを、父から聞いておりました。
この焼物が人手に渡りどんなものであったかは、今は知る由もないのですが、きっとこのことが頭の中にあったのです。
偶々住んでいた東京都小金井市で市の公民館主催の陶芸入門コースがあり、これに応募したのが、昭和58年、今から23年前のことでした。これがきっかけで、自主グループを作り、陶芸にはまり込んでしまいました。講師の先生(作家ではなく、職人に徹している方)とは、その後23年に及ぶお付き合い。薪窯焼成に関わった事のある親しい仲間と平成9年、先生の窯を造ろうという計画をたて、有志を募って、先生を中心に、築窯に着手、平成11年10月に完成。とうとう先生の工房の敷地内に穴窯を造ってしまいました。
この窯のことは『炎芸術』から出版されている『薪窯焼成のすすめ』の中の『グループによる共作の窯』の項目に載っているので、興味のある方は御覧下さい。これからグループによる共作の窯を計画されている方達の参考になると思います。

20060915_DSC_0019S).jpg

こんなわけで、帰郷した今、今度は自分の穴窯を造りたいと思っている今日この頃です。  


Posted by 邯鄲のゆめ at 10:27Comments(6)焼物_1