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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2006年09月28日

スズムシが鳴きだした

20060923_DSC_0023(S).jpg 羽化したスズムシの雄

春のまだ寒い時期に外に出したままにしていたためか孵化が7月27日?と遅れていたスズムシ
が9月22日にやっと一匹が羽化し、25日に初啼き、懐かしい「リーンリーンリーン」という鳴き声
を一年ぶりに聞くことが出来ました。(現在は雄4匹が羽化していますが、未だ小さい幼虫の方
が多い。雌が遅れて羽化するようです。)
鳴く時間帯が一斉に鳴くマツムシ・飼育箱では一匹しか鳴かない邯鄲・雄一匹のクツワムシと
一緒なので掻き消されそうなのですが、澄んだ高い鳴き声なので鳴き出すと判ります。
これで飼育しているマツムシ・邯鄲・クサヒバリ・クツワムシ・スズムシが揃って鳴くようになりま
した。秋の夜長を鳴く虫を聞きながらパソコンと睨めっこする毎日です。(クサヒバリだけが日中鳴く)

「 遅れ来て リーンリーンと スズムシの
         響きなつかし 遠き想い出 」

「 鳴く虫に 母屋取られて 我何処へ 」

私の書斎と作業場(本人はアトリエと思っている)の両方が秋の鳴く虫に占領されている
と言って良いほど夜は虫の声でにぎやかです。  


Posted by 邯鄲のゆめ at 07:48Comments(2)秋の鳴く虫

2006年09月27日

静狩湿原へ行ってみて

20060926_DSC_0020(SS).jpg

エゾカンゾウ、エゾキスゲを検索していて、気になったいたのが、この静狩湿原です。こんなに
近くに住んでいて今まで知らなかったとは、今度は静狩湿原で検索、居ても立っていられず、
早速、長万部商工会に電話し、車を停めれる場所があるかどうかをお聞きし、混んだ街中を
通りたくないので高速にのり、豊浦ICで降りて、国道37号線を一路長万部へ。地図で確認
していた右折場所を見過ごしてしまい一旦国道5号線に入って引き返し、途中、学生さん、
自転車に乗った方に道を聞きながら、やっと静狩湿原の入口の看板のあるところに到着。
室蘭方面から来るとこの看板の裏を見てしまう。どうも長万部駅の方から来る方達が優先
されているようですね。室蘭方面から行く時は、国道37号線から右折して幌内原野縦貫道
路に入り、静狩貝塚の看板のある道路の次の道路を左折して、静狩12号農道に入るといい
ようです。
左オタモイ川と書かれた槗の横に静狩湿原の出入口の標識を見つけることができます。
今回は、時間が遅かったので、「静狩湿原」の看板と、周りをパノラマ状にデジタル1眼レ
フで撮ってきました。
帰宅して、この風景を繋ぎ合わせて見ると非常に綺麗な風景が現れました。湿原に花が咲
き始める春から夏には是非また訪れようと思っています。  


Posted by 邯鄲のゆめ at 18:02Comments(0)静狩湿原

2006年09月20日

クサヒバリは左官屋さん

20060919_ DSC_0022(S).jpg

ごめんなさい、写真は「クサヒバリの雄」をそのまま使っています。
実は、クサヒバリは、左官屋さんなのです。
マサキの幹に産卵したあと、土を使って、産卵後の穴を左官して塞ぐという作業を行う「鳴く虫」な
のです。
幹の中央付近が肌色の土でおおわれていますね。これが左官した後なんですね。
卵を産卵し、左官までは、クサヒバリの仕事ですが、日本鳴く虫保存会の事務局長のお話では、
マサキを枯らさないようにする其の先は飼育している者の責任。マサキを枯らすと卵が死んでし
まうのだそうです。北海道でマサキが冬に外で越冬し枯れないでいるということはクサヒバリ
の卵が外で越冬できるのではというのですが、私は今年は冒険をしないで室内で越冬させよ
うと考えています。

私はこの左官作業
を見たことがないのですが、その姿を写真に収める機会をうかがっています。(いつになることやら
ですが)

「 クサヒバリ 春の空にも ひばり啼き
      後追いかけて 鳴く日楽しむ 」   


Posted by 邯鄲のゆめ at 08:19Comments(0)秋の鳴く虫

2006年09月19日

クサヒバリの雄

続いてクサヒバリの雄ですが、これも見事にマサキの幹に溶け込んでいるように見えます。
右側の幹にいるのですが判りますか?大きさは8〜9mm?

20060919_ DSC_0022(S).jpg クサヒバリの雄

クサヒバリは動きが敏捷で、飼育箱から出てもなぜか直ぐに飼育箱に戻って行きます。
とても可愛らしい秋の鳴く虫です。  


Posted by 邯鄲のゆめ at 21:17Comments(0)秋の鳴く虫

2006年09月19日

クサヒバリ

以前「日本鳴く虫保存会」の方のご自宅で見せて頂いた可愛らしい鳴き声を思い出し、この夏思い
切って、事務局長の寺沢さんに電話で、クサヒバリとクツワムシが欲しいので送って頂きたいと御願
いしました。
7月27日事務局長の寺沢さんからクサヒバリが到着しました。提供者は松岡さんとのこと。
早速お礼の電話をし、飼育上の注意、餌について教えを請いました。以前この会の例会に参加し
ていた時の資料も参考に飼育していくことにしました。飼育箱は前もって造っておいたので、先ず
最初に準備したのがマサキの鉢植え、ホームセンターや市内の植木屋さんを駆け回り最後に見つ
けたのが造園業屋さん。ここでマサキを分けて貰い、これを株分けして一つ目の鉢へ、2つ目の鉢は
思い切って挿木にして飼育箱に入れ、何とか形だけは整わせました。(鳴く虫との出会いの所の写
真で、クサヒバリの飼育箱の中に鉢が2つありますね、左側の鉢が挿木した鉢です。)
8月05日待ちに待ったクサヒバリの初啼き、フィ、り、り、心もとない鳴き声でしたが、いまでは「ふぃ
りりりりり・・・・・・」と愛くるしい声で鳴いています。
下の写真はクサヒバリの雌。マサキの幹の真ん中にいるのです。見事な保護色です。

20060919_DSC_0028(S).jpg これはクサヒバリの雌  


Posted by 邯鄲のゆめ at 20:12Comments(0)秋の鳴く虫

2006年09月19日

神輿の渡御

9月15日は例年 伊達神社の例大祭です。敬老の日が昨年今年と9月15日でなくなったため、
神輿の渡御が今年は日曜日の9月17日に行われました。昨年は神輿の渡御の日が雨となり、行う
ことができませんでした。
毎年行われるこのお祭、祭主は亘理伊達家の当主が勤め、私は副祭主を務めております。帰郷
する前の一昨年まではこの日のために大洗からフェリーに乗って車で帰省し、このお祭に参加する
のを楽しみにしていたものです。
朝9時に神輿は騎馬武者が先導し、白丁の若者たちに担がれて、伊達神社を出発、市内の各祭典
事務所に寄り、神主さんが産土神に感謝の祝詞をあげて廻ります。神輿は、伊達開拓のシンボル
ともいうべき、開拓記念館の迎賓館前で、12時過ぎひとときの休息をとりました。

20060918_F1000334(S).JPG 迎賓館前で

この休息の間に、私の曽祖父の娘が嫁いだ兵頭保則氏の弟の血筋の方たちがちょうど北海道を訪れ伊達開拓記念館に立ち寄られたことを、記念館の林さんから聞き、マイクロバス前でお待ちした。出発間際の出会いで、一時のお話と記念写真を撮りお別れしました。伊達神社(旧 鹿島国足神社)の例大祭 神輿の渡御の日に亘理伊達家の家臣であって遠籍の方との出会いがあり、良い気分に酔いしれた一日でした。
その後、9月22日に其の時にお会いした神奈川県秦野市在住の方からの礼状が届きました。私もまたお会いできる日を楽しみにしています。  


Posted by 邯鄲のゆめ at 08:37Comments(0)伊達神社秋の例大祭

2006年09月13日

マツムシのオスとメス

20051004_DSC_0035マツムシ雄雌(S).JPG 左は雌、右が雄


写真はマツムシのオスとメスがちょうど寄り添うように並んでいるところです。この頃にはメスは用意しておいた藁の束、および飼育箱のやわらかいすき間材の中に産卵をします。卵は細長い形をしているので一目でわかります。11月にはほとんどのマツムシが卵に子孫繁栄を託して逝ってしまいます。

「 窓際に 並ぶ飼育の 箱の中 
       チンチロリンと マツムシの声 」  


Posted by 邯鄲のゆめ at 15:02Comments(2)秋の鳴く虫

2006年09月13日

羽化

2005806_DSC_0050マツムシ羽化中(S).JPG

孵化から約3ヶ月と10日ほどで羽化です。昨年の場合は8月06日に羽化しました。(この写真は昨年のものです)
この羽化から一週間ほどで最初は「チ  チ  チ」となんとも頼りない鳴き声ですが、数日で「虫の声}の歌に有るように「チンチロリン チンチロリン チンチロリン」と鳴くように成ります。  


Posted by 邯鄲のゆめ at 14:49Comments(0)秋の鳴く虫

2006年09月13日

羽化前の脱皮

羽化前の脱皮でやっと羽根になる部分が見えてきます。と同時にほとんど成虫に近い大きさになります。斜め上に脱いだばかりの抜け殻が見えています。網目を数えることで大体の大きさがつかめます。
DSC_0046.JPG  


Posted by 邯鄲のゆめ at 14:39Comments(0)秋の鳴く虫

2006年09月13日

孵化後2週間目のマツムシ

孵化したばかりのマツムシの幼虫は小さくて、網戸の網20目のものでは網目から逃げてしまうので、飼育箱には24目の網を使います。
この網のマス目が約 1mmですのでこの時点でのマツムシの体長は3mm程です。
2005512_DSC_0020(S).JPG  


Posted by 邯鄲のゆめ at 14:23Comments(0)秋の鳴く虫

2006年09月13日

孵化したばかりのマツムシ

この写真は孵化したマツムシを発見した日に撮った写真です。
20060605_DSC_0034(S).jpg 孵化したばかりのマツムシ


私が本郷さんからマツムシのつがいをいただいたのはいいのですが翌年の春には孵化させることが出来ませんでした。是が非でもマツムシを孵化し、飼育したい衝動に駆られ、「日本鳴く虫保存会」に入会しました。
この年、多摩支部の会長さんから戴いたマツムシの幼虫を成虫まで育てることに成功したのですが、卵の越冬についてはまったくの初めてなので、事務局長さんに秘訣を教わり、やっと昨年 孵化に成功しました。
20050509_DSC_0016(S).JPG 孵化から10日目  


Posted by 邯鄲のゆめ at 13:51Comments(0)秋の鳴く虫

2006年09月12日

秋の鳴く虫との出会い

2001年8月25日 日野市の緑と清流課と東京都みどりの推進委員日野地区会の主催で、浅川の土手河原で行われた「自然観察会」「夜の鳴く虫を楽しむ」に参加し、自然界でスズムシ、邯鄲、カネタタキ等の鳴き声を初めて聴いたのが、秋の鳴く虫との出会いです。このときの講師は神保一義先生、「虫の声」の歌にあるマツムシが日野市・府中市等の地域では環境の変化により殆ど生息していないとのお話でした。このときの観察会は浅川に架かったふれあい橋と西武線の鉄橋の間だったと記憶しています。この催しに「日本鳴く虫保存会」の会員 本郷さんが参加されていたことが、私の鳴く虫への興味をそそるきっかけとなったのです。この後、本郷さんから、マツムシのつがいを戴き、鳴き声を聴いて自分も是非このマツムシを飼育してみたいと思うようになったのは唱歌「虫の声」のなかで「あれマツムシが鳴いている「チンチロチンチロチンチロリン」あれスズムシも鳴き出した「リンリンリンリンリーンリン」秋の夜長を鳴き通すああ面白い虫の声」かなと當時のことを思い出しています。

20060809_DSC_0001(S).jpg  書斎の出窓にある
                         左がマツムシ 中央がクサヒバリ、右が邯鄲の飼育箱

現在は、邯鄲、クサヒバリ、マツムシが書斎の出窓で、邯鄲、マツムシが作業場の窓際で、クツワムシは煩いので、車庫に追いやられて鳴いています。鈴虫は、春の寒い時期に外においていたのが祟ったか、孵化が7月28日?辺りだったのでまだ成虫の半分ほどの大きさです。いつになったら、羽化しリーンリーンと鳴いてくれるのか心配です。  


Posted by 邯鄲のゆめ at 21:11Comments(0)秋の鳴く虫