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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2008年10月01日

平成20年度 市民学芸員 修了式

伊達市噴火湾文化研究所に於いて9月26日Pm6:00から
平成20年度 市民学芸員 修了式が文化課長 M田氏の
司会で行われた。
伊達市教育委員会教育長 有田 勉氏の挨拶のあと
修了証書が教育長から授与されました。
有田教育長からは「是まで学んできた事を、芸術や文化の振
興、町づくりに役立てて欲しい」との祝辞を戴いた。

  授与者はO島氏、K西氏、邯鄲のゆめ、
 H 氏の順(H 氏は所用で欠席された)
 この授与式の写真が室蘭民報に掲載
 されたが、何故か私が写っている。

 この後、 「受証者」が
1.O島氏は
  「虚説「南部藩士による室蘭南部陣屋の
  焼棄と撤退」を検証する。」
2.K西氏は
  「胆振線の誕生から廃止までを振り返って」
3.邯鄲のゆめは
  「カンタンの鳴き声と飼い方」
の順に各約15分間の要旨発表を行った。

昨年の8月27日からスタートしたこの市民学芸員制度への
参加者は、合わせて9人。今回は、このうち4人が下記のカリ
キュラムをクリヤし、修了証書を授与されました。(他に3人の
方が、間もなく全カリキュラムをクリヤされると思います)

カリキュラムは
①.教養科目の履修
  伊達市噴火湾文化研究所及び関連団体が行う講演会、
  学会、コンサート、絵画展のうち、3つに参加し、ミニレポート
  を提出する。
②.博物館実習
  実際の学芸員資格の取得を目指している大学生とともに
  7日間の実習を受講する。
③.修了論文の作成
  個人が関心を持っているテーマについて、こだわった論文
  を作成する。

「市民学芸員」募集要項に市民学芸員制度の目的が次のように
記されています。
 ■ 個人が持っている知識と能力を市の文化行政に生かして
   もらう。: 行政はもとより社会全体のメリットになる。
 ■ 市が予定している伊達市開拓記念館の改築を前に、新た
   な館の基本プランを作成やオープン後の活用を見据え、
   これらを企画・実施できる人材を確保する。
 ■ カリキュラムの一つである博物館実習を受講することで、
   学芸員の職務や、「文化財の保護と活用」、「文化資源の
   まちづくりへの活用」といった当研究所の活動を理解して
   頂く。

大まかには以上ですが、関心のある方はこの市民学芸員制度
に参加してみては如何でしょうか。そしてお持ちになっている能
力を役立てみませんか!

ところで
名刺に「伊達市 市民学芸員」と入れても良いのかな???

追伸
 「受証者」を授与者と間違えて書いたので訂正しました。  


Posted by 邯鄲のゆめ at 17:56Comments(2)市民学芸員

2007年08月30日

市民学芸員養成の為の実習 4日目

昨日3日目は、
午前中と午後3時まで、有珠4遺跡で発掘された土器の整理作業の実習を行
いました。
土器の破片に注記を書き込む作業です。
土器の見つかった場所名、年、発掘位置を1m刻みに横に数字、縦方向にア
ルファベットで区分けした番号を書き、土壙から見つかった土器であることの
表示を、黄色のペンキを帯状に塗った上に書き込むのです。
【U4・07・L5・Ⅲb・土コウ】これだけの文字なのですが、慣れない私にとって
は初書き込めるのか心配でしたが、何とか書けましたが、目が疲れる。
発掘後の整理作業を遣る方たちは、忍耐強くなければ勤まらないなと私は納
得した。この作業を遣ってる方に女性が多いのは,この理由によるのかも知れ
ませんね。

今日は4日目、
開拓記念館に展示している亘理伊達家の漆器類のカビ落し作業である。
夫々、白い綿の手袋をし、漆器の表面をやわらかい刷毛を使って、カビを取り
除くのです。
刷毛の後は、水を含ませた布ではなく、乾いた柔らかい絹の布で、表面を力を
込めないで、拭く感じです。
丁度レンズの表面の汚れを取る時の感じかなと思う。

午後は参加者の総合文化展示館構想についての発表と討論が行われました。  続きを読む


Posted by 邯鄲のゆめ at 22:15Comments(0)市民学芸員

2007年08月28日

市民学芸員養成の為の実習 2日目

今日は2日目

1.考古学資料の取り扱いについて学ぶ。
  例として、土器、骨角器について学習。
 1.1 土器の梱包について
  ダンボールの箱の作成:
   送る箱を、返却用に使えるように作っておく。

  梱包材料の作成: 
   緩衝材となる綿を薄い紙で包む。包む紙はドラフティ
   ングテープで接合する。
   段ボール箱を用意し、緩衝材を下に敷く。
   土器を緩衝材で包み、この薄い紙で作った紐で縛る。
   空間には、綿の緩衝材を詰める。
   最後に、ダンボールの蓋を、布テープでとめる。

 1.2 骨角器の梱包について
  考古学資料を他所の博物館に貸したり借りたりする場合の取り決め:
   先ず文化財借受調書を作り、それを借りる側、貸す側で持つ。
   その中に其の物の図を描き、ひび、欠損、割れ、接合などの部分を
   明記しておく。
  実際の梱包
   ダンボールの箱は、入れる物の大きさの1cm位の余裕ある大きさに
   造る。
   骨の鏃などの尖って飛び出る部分を紙で造った紐で巻き保護する。
   全体を薄い紙に包み、緩衝材の綿を敷いた箱に入れる。その上にも
   綿をいれ、動かないようにする。箱の蓋をし、紙で作った紐で箱を
   縛る。
    続きを読む


Posted by 邯鄲のゆめ at 21:44Comments(0)市民学芸員

2007年08月27日

市民学芸員養成の為の実習

伊達市噴火湾研究所では新しい博物館建築の為の市民学芸員制度を実施
する為の市民学芸委員を養成する実習を始めました。
市民学芸員になる為には、3つのカリキュラムをすべて終了しなければなら
ないのです。
1.教養科目の履修
2.博物館実習
3.終了論文の作成

今日から始まったのは「平成19年度伊達市開拓記念館博物館実習です。

これは、学芸員を目指す、大学生と同じカリキュラムで、7日間の博物館実習
を受講するものである。
今日は、
開会の後、職員紹介、参加者の自己紹介(今日の参加者は5人)があって、
すぐに、大島所長の講話があり、

 午後1は研究所内の見学。
 続いて、①伊達市開拓記念館の見学

       宮尾登美子文学記念館見学
      ②善光寺宝物殿見学
      ③ジョンバチラー夫妻記念堂見学(残念ながら中には入れず)
と続いた。

 ①  ②  ③ 

有珠モシリは、満ち潮となっていて、道路の高台から、眺める。
次の優健学園発掘跡は、残念ながら、もうすでに、建設が始まっていて、
入り口前で車の窓から眺めるだけであった。

明日28日は
 Am9:00から文化財研修
 午後は、史跡北黄金貝塚公園見学

初日は、早足で過ぎていった感覚でした。
問題点を探しながら、どのような発想、構想でなど考えながら、明日の実習を
楽しみにしています。  


Posted by 邯鄲のゆめ at 22:45Comments(2)市民学芸員