2007年05月24日
エゾタンポポ
一昨日、昨日と時間が遅かったせいか、エゾタンポポが、花を閉じていたので今日は、
午前中に、記念館に行き、カメラに納めてきました。
セイヨウタンポポとの大きな違いは、総苞が花全体とするとその下部の緑色した外片
と呼ばれる部分です。
セイヨウタンポポは此の「外片」が垂れ下がっているのに比し、エゾタンポポに於いては
此の「外片」が上を向いて「内片」と呼ばれる部分をしっかり抱えているように見えるの
です。
① セイヨウタンポポ
② エゾタンポポ
③ 北大植物園 「大植物園だより」のシリーズ11・から抜粋した若いつぼみの総苞
① ② ③
如何ですか、違いが判りましたでしょうか。
北大の植物園だよりによりますと、1。在来種の開花は春、セイヨウタンポポは春から
秋まで咲き続ける。2.「在来種は花粉がめしべに付着しなければならない」のに対し
セイヨウタンポポは花粉がめしべに付着しなくても種子をつくることができる。
3.セイヨウタンポポの種子は在来種の半分の重さなのでよく飛ぶ。
此れではエゾタンポポが、セイヨウタンポポにかなうはずもありません。
私が街中探し回っても見つけることが出来なかった理由がやっと解けました。
エゾタンポポを含め、ニホンタンポポ頑張ってと云いたくなります。
午前中に、記念館に行き、カメラに納めてきました。
セイヨウタンポポとの大きな違いは、総苞が花全体とするとその下部の緑色した外片
と呼ばれる部分です。
セイヨウタンポポは此の「外片」が垂れ下がっているのに比し、エゾタンポポに於いては
此の「外片」が上を向いて「内片」と呼ばれる部分をしっかり抱えているように見えるの
です。
① セイヨウタンポポ
② エゾタンポポ
③ 北大植物園 「大植物園だより」のシリーズ11・から抜粋した若いつぼみの総苞
① ② ③
如何ですか、違いが判りましたでしょうか。
北大の植物園だよりによりますと、1。在来種の開花は春、セイヨウタンポポは春から
秋まで咲き続ける。2.「在来種は花粉がめしべに付着しなければならない」のに対し
セイヨウタンポポは花粉がめしべに付着しなくても種子をつくることができる。
3.セイヨウタンポポの種子は在来種の半分の重さなのでよく飛ぶ。
此れではエゾタンポポが、セイヨウタンポポにかなうはずもありません。
私が街中探し回っても見つけることが出来なかった理由がやっと解けました。
エゾタンポポを含め、ニホンタンポポ頑張ってと云いたくなります。
Posted by 邯鄲のゆめ at 21:43│Comments(8)
│野草
この記事へのコメント
【違いが判りましたでしょうか。】
は~い!
真ん中のツンと立ったところに違いがありますね
朝刊の配達時間には眠っているタンポポ
見つかるかしら 見つけたいです~
ありがとうございました <(_ _)>
は~い!
真ん中のツンと立ったところに違いがありますね
朝刊の配達時間には眠っているタンポポ
見つかるかしら 見つけたいです~
ありがとうございました <(_ _)>
Posted by ターン at 2007年05月25日 18:16
今年のエゾタンポポは貧弱です。例年もっと大きく、立派に
咲くはずなのですが、草刈り機で徹底的に刈り取られてしまい
ました。
作業をする人は、どんな植物があろうとお構いなしに刈り取っ
てしまいます。五株ほどが今年は全滅です。来年に期待です。
今度は、草刈り機が入らないように注意をしてなければなり
ませんね。
邯鄲さん、エゾタンポポの種を収穫したのですから、邯鄲さん
の庭で是非咲かせて下さい。うまくいって五年位かかるかな?
咲くはずなのですが、草刈り機で徹底的に刈り取られてしまい
ました。
作業をする人は、どんな植物があろうとお構いなしに刈り取っ
てしまいます。五株ほどが今年は全滅です。来年に期待です。
今度は、草刈り機が入らないように注意をしてなければなり
ませんね。
邯鄲さん、エゾタンポポの種を収穫したのですから、邯鄲さん
の庭で是非咲かせて下さい。うまくいって五年位かかるかな?
Posted by H氏 at 2007年05月25日 21:36
ターン様 こんばんは
違いを判っていただきありがとうございます。
楽しみが増えましたね、新聞配達の時に見られると良い
ですね。
元々北海道に生育していたタンポポが帰化植物である
セイヨウタンポポに駆逐されてしまったのでしょうか。
伊達市開拓記念館の場合は、その場所に新たに植えた
ようですが、その中にも地面を奪うかのごとくセイヨウタ
ンポポが入り込んでいます。
一昨年まで住んだ東京都小金井市の貫井団地の芝生
にはニホンタンポポとシロバナタンポポがセイヨウタンポポ
と同じくらいの有ったように思います。
その種(廻りが白く真ん中が僅かに黄色の花)を、持って
たのですが、何処に仕舞ったのか検討が付きません。
違いを判っていただきありがとうございます。
楽しみが増えましたね、新聞配達の時に見られると良い
ですね。
元々北海道に生育していたタンポポが帰化植物である
セイヨウタンポポに駆逐されてしまったのでしょうか。
伊達市開拓記念館の場合は、その場所に新たに植えた
ようですが、その中にも地面を奪うかのごとくセイヨウタ
ンポポが入り込んでいます。
一昨年まで住んだ東京都小金井市の貫井団地の芝生
にはニホンタンポポとシロバナタンポポがセイヨウタンポポ
と同じくらいの有ったように思います。
その種(廻りが白く真ん中が僅かに黄色の花)を、持って
たのですが、何処に仕舞ったのか検討が付きません。
Posted by 邯鄲のゆめ at 2007年05月25日 21:39
H氏様 こんばんは
草刈機で、買ったにしても、葉が残っていないのが気に
なります。
今年は、あまり咲けなかったのかもしれませんね。
私の弟の草原、従姉妹の空き地では、私が数日前に草
刈したのに、もうセイヨウタンポポが咲いてました。
生命力の差が大きいようですね。
私の庭にはタンポポが入り込むと直ぐに抜かれてしまうの
で無理ですね。
タンポポは道端に有って風情を感じるものですよね。
ニホンタンポポのように春の花であって、季節を感じさせ
るのが良いですね。
草刈機で、買ったにしても、葉が残っていないのが気に
なります。
今年は、あまり咲けなかったのかもしれませんね。
私の弟の草原、従姉妹の空き地では、私が数日前に草
刈したのに、もうセイヨウタンポポが咲いてました。
生命力の差が大きいようですね。
私の庭にはタンポポが入り込むと直ぐに抜かれてしまうの
で無理ですね。
タンポポは道端に有って風情を感じるものですよね。
ニホンタンポポのように春の花であって、季節を感じさせ
るのが良いですね。
Posted by 邯鄲のゆめ at 2007年05月25日 21:53
おはようございます。
久しぶりに訪れましたら、大分にぎやかですね、
前回はご親族の写真を拝見しました。
お宅のお庭のお花等、感嘆しながら勉強させていただいております。
我が家はこれから、花の種を蒔く次第でござります。
とにかく、写真を撮るのが上手ですね、
タンポポも単体で見るとかなりの迫力に驚かされました。
普段は「あータンポポかー」で見過ごしがちなのですが、再発見です。
花に焦点があっていて、背景がぼやけている感じはとてもすばらしいと思います。②がいいですね♪
さて、本日は仕事も入らず、アートの方には参れそうです。
しばらくご無沙汰しておりましたが、よろしくお願い申し上げます。
オギノこと、ナナスタジオより
久しぶりに訪れましたら、大分にぎやかですね、
前回はご親族の写真を拝見しました。
お宅のお庭のお花等、感嘆しながら勉強させていただいております。
我が家はこれから、花の種を蒔く次第でござります。
とにかく、写真を撮るのが上手ですね、
タンポポも単体で見るとかなりの迫力に驚かされました。
普段は「あータンポポかー」で見過ごしがちなのですが、再発見です。
花に焦点があっていて、背景がぼやけている感じはとてもすばらしいと思います。②がいいですね♪
さて、本日は仕事も入らず、アートの方には参れそうです。
しばらくご無沙汰しておりましたが、よろしくお願い申し上げます。
オギノこと、ナナスタジオより
Posted by ナナスタジオ at 2007年05月27日 06:41
ナナスタジオ様 こんばんは
昨日 音更町で開かれた「宮城県人会北海道大会」に出席し、
今日のPM4:40頃に帰ってきて、それからアートビレッジに駆
けつけました。
永山先生に指摘されたように、此れは基本なんだと思いなが
らも立体感、明暗の感じが画用紙上に表せないもどかしさが
あります。ご指導宜しく、御願い致します。
ところで
【前回は親族の写真】ということは2006年10月07日の記事で
すから、もう半年前になりますか。
此のブログ昨年の8月末に立ち上げてから、毎日ではないので
すが、私の周りで気付いた出来事、趣味のもの、 植物(主に花、
野草、木)それに「秋の鳴く虫」などを記事として投稿してきました。
写真は、一昨年定年退職を機にデジタル一眼を買い、最初、「秋
の鳴く虫」を接写するつもりで中古の100ミリマクロレンズを購入
して、虫さんの孵化したての幼虫から撮っていました。
花などの場合は、ピントは自動任せ、鳴く虫の幼虫は、マニュアル
でピントを合わせていたのですが、最近は、自動任せです。
その後、「秋の鳴く虫」に関するものを今年の3月21日「邯鄲のゆ
め」の名前で独立させました。
URLは http://shinkuro.kitaguni.tv
です。
此方も御覧になって下さい。
これからも宜しく御願い致します。
昨日 音更町で開かれた「宮城県人会北海道大会」に出席し、
今日のPM4:40頃に帰ってきて、それからアートビレッジに駆
けつけました。
永山先生に指摘されたように、此れは基本なんだと思いなが
らも立体感、明暗の感じが画用紙上に表せないもどかしさが
あります。ご指導宜しく、御願い致します。
ところで
【前回は親族の写真】ということは2006年10月07日の記事で
すから、もう半年前になりますか。
此のブログ昨年の8月末に立ち上げてから、毎日ではないので
すが、私の周りで気付いた出来事、趣味のもの、 植物(主に花、
野草、木)それに「秋の鳴く虫」などを記事として投稿してきました。
写真は、一昨年定年退職を機にデジタル一眼を買い、最初、「秋
の鳴く虫」を接写するつもりで中古の100ミリマクロレンズを購入
して、虫さんの孵化したての幼虫から撮っていました。
花などの場合は、ピントは自動任せ、鳴く虫の幼虫は、マニュアル
でピントを合わせていたのですが、最近は、自動任せです。
その後、「秋の鳴く虫」に関するものを今年の3月21日「邯鄲のゆ
め」の名前で独立させました。
URLは http://shinkuro.kitaguni.tv
です。
此方も御覧になって下さい。
これからも宜しく御願い致します。
Posted by 邯鄲のゆめ at 2007年05月27日 21:57
こんにちは。
うちのまわりにもたんぽぽがいっぱいです。
今は綿毛になってきてますが。
でも全部セイヨウタンポポです。
うちのまわりにもたんぽぽがいっぱいです。
今は綿毛になってきてますが。
でも全部セイヨウタンポポです。
Posted by ちっぴー at 2007年05月28日 10:37
ちっぴー様 こんばんは
伊達市の市街では、意図的に植えなければ、エゾタンポポが
見当たらないようです。
処がです、
【今日はJRタワーホテル日航札幌のレストランで、札幌の余湖
さんが「日本鳴く虫保存会」の小野会長ご夫妻をお招きし、私と
田中さんも結果的にはお招きを受ける形で楽しい食事会になり
ました】
此の席で田中さんが、北海道には白色と黄色のニホンタンポポ
が存在する。とおっしゃってました。「種を持っているので伊達市
の方に出向いた時、持って行ってあげる」と言われ喜んでお願い
致しました。
小金井市にいたときの白いタンポポは真ん中が黄色だったので
白いタンポポが楽しみです。
セイヨウタンポポは、秋まで咲くということなので、綿毛が終わっ
て、また花が咲き始めると思いますよ。
伊達市の市街では、意図的に植えなければ、エゾタンポポが
見当たらないようです。
処がです、
【今日はJRタワーホテル日航札幌のレストランで、札幌の余湖
さんが「日本鳴く虫保存会」の小野会長ご夫妻をお招きし、私と
田中さんも結果的にはお招きを受ける形で楽しい食事会になり
ました】
此の席で田中さんが、北海道には白色と黄色のニホンタンポポ
が存在する。とおっしゃってました。「種を持っているので伊達市
の方に出向いた時、持って行ってあげる」と言われ喜んでお願い
致しました。
小金井市にいたときの白いタンポポは真ん中が黄色だったので
白いタンポポが楽しみです。
セイヨウタンポポは、秋まで咲くということなので、綿毛が終わっ
て、また花が咲き始めると思いますよ。
Posted by 邯鄲のゆめ at 2007年05月28日 20:35